清算時の接客ポイント、帰りよければ満足度が高い
お金のやり取りによる接客用語ですが
会計時に金銭を受け取る際、
「10、000円をお預かりします」
というのが通常ですが
「10、000円からお預かりします」
と言うと
お客様は少し不快な違和感を感じます
言葉からくるお客様の心理としては
お客様が払う金額を
すでに決められている感がでて
ひょっとしたら
端数の数十円を出そうとしてれば、
10,000円からお預かりというと
「あっお店のスタッフの人は早く清算したい」と思い、
本心は違うが「それでいいです」と言ってしまいます。
お客様の感情的に
「急かされている」
「決め付けられている」
少し不快や違和感を無意識に感じるようです。
「◯円をお預かりします」と言うのが
スムーズな印象になります
他に釣銭が無いときにも980円の清算金額で
「丁度お預かりします」なんていいますね。
「1000円お預かりします。20円のお返しです。」
これならば一旦“預かる”という意味は通じますが、
「980円ちょうどお預かりします」は
お釣りを返す必要が無いので
流れをみると預からず
頂戴頂くことになります
そんな意味ではこの内容の場合は
どちらが正しい使い方だと思いますか
A(お釣りがある場合)「1万円いただきます」
(お釣りが無い場合)「ちょうどお預かりします」
B(お釣りがある場合)「1万円お預かりします」
(お釣りが無い場合)「ちょうどいただきます」
もうお分かりですよね
Bが正しい使い方になります。
この様にほんの少しの事ですが
今一度言葉の使い方を
見直してみるのも
接客サービスの向上につながります。