同じ食材、同じレシピをもっても、作る人によって雰囲気が変わります。
それは個人の個性や感性はセンスになります。
もって生まれたものもあれば、
ある程度経験で身につくものもあります。
ほんの少しのコツで料理の美味しさがや見栄えがします。
その一つのポイントとしては
色味です色味の組み合わせでかなり美味しそうに見える、
美味しそうに見えると、味覚が美味しいと感じるので
よりあのお店の料理は美味しい印象が付きます。
その色のコツとして
相対、補色や明暗の対比を上手く使うことです
一つの例として、トマト系のソース赤みのあるものに対して
緑のバジルや白の粉チーズなど反対の色が入ると
料理の見栄えがします。
白色のクリームソースなら
黒い胡椒や緑は中間色になるので赤みとともに
相性があいます。
そのように色味の基本などデザイン的な要素ですが
知っていてするのと、知らないでするのとでは
その後の盛り付け方に差が生まれてきます。
美味しそうに、そして満足する量に見える方法としては
おさらに対しての分量のバランスです。
数字だけで表現するなら
直径10cmの丸いお皿
と
直径20cmの丸いお皿
この2つに100gのパスタを盛り付けるとどうういう印象を受けるか
お店の種類雰囲気によってもまた変わりますが、
10cmの100gは量は20cmと比較すると多く見えます。
それに対して20cmの100gふだと同じ分量ですが勿論少なく見えます
そのその代り高級感や上品さの雰囲気が漂い、これはフレンチ、フランス料理に
良く見られる技法や表現手段で、余白があることで間をつくっています。
そのお皿と料理の分量バランスは料理に限らず、飲み物特にアルコールは歴然とその違いが現れ
こういう色彩と分量のバランスは芸術といういわれる由縁でもあります。