料理を提供する時に意識しないと
なかなかできない事について
お客様のテーブルに料理を置く時に、
少しの注意でサービスに、
かなりの差が出る出来事があります。
単純ですが7割のスタッフができていないこと
それは
料理、皿もしくはトレーをゆっくり置くということです。
「え〜そんな簡単な事?」と
よく言われるのですが
その答えが返ってくる人は
置く事に意識をしていないからです。
ゆっくりソフトに置くというのは
意識してみると案外難しいんです。
特に急いでいるピーク時の提供の時ほど意識して
ソフトに置かないと、配膳時のトラブルにもなりやすく
例えば
汁系統の配膳、ラーメン、スープや、
コーヒー、ジュース、特にアルコール、
ビールやカクテルやこぼれやすさ
NO1じゃないでしょうか
「ドン」と勢いよく置いてしまうと、
案外食器が滑ったり、液体ものなら
勢いあまりこぼしたり、そんな事もよく見られ。
管理人「クー」も外食した時何度か、
この出来事を経験しています
それに加え、お客様の心理として
「いいから食べておけ!」や
「お店は忙しいからあなたにかまっていられないの」
という印象を少なからず感じるでしょう。
簡単な事ほどサービスも改善し定着させたい
内容になりますね。
まずは「そーっと」意識し、
慣れれば「きれいに」置けばサービス向上です。
ではソフトに置くとはどのようにすればいいか
文字で説明するなら置く瞬間に
平行に置かずに
少しだけ・・・・・・・・
ほんの少しだけ傾け・・・
その傾けた角を先にテーブルにあててから
やや滑らすようにお客様の正面まで持ってきます。
これも文字にすると短く簡単に思えます
その通り慣れさえすればかなり簡単です。
それをすることにより
お客様が料理をがさつに
提供された印象が無くなり、
なめらかに置く事で
料理やドリンクも美味しそうに感じる
心理が働きます
イメージしやすいシーンとしてはテレビで
バーなどカクテルを一度テーブルに置き
ワイングラスなど特に
グラスの裾を人差し指と中指を添えて
お客様に差し出すシーンがあります
テレビなので極端な演出はあるものの
あながち間違いではありません、
そーっと差し出すことで
料理や飲み物の視覚的効果で
美味しく見えてしまう心境も働きます