非日常を求める

いつもと違う空間を求めに

街をぷらっと歩いているときに
入ってみようかなと思わせる飲食店は、
変な能書きがなく、こざっぱりとして
シンプルな店構えです。

 

 

でもお店に入ってみると、
非日常を味わえる事を望みます。
何故ならば私の場合、
普段は家で料理をして
食事を取ることが出来ますので、

 

やはり家では経験出来ない
スペシャルな味や気分を楽しみたいのです。

 

 

例えば、異国の味を知ることが出来る
料理という風な世界の胃袋は、
東京で見つけられる店の醍醐味ではないでしょうか。

 

 

 

又、劇場や美術館などの多い場所では、
文化を語り合える食堂も充実しています。

 

旅に出たときには、
珍しい野菜や魚が食べられるとか、
風土にあった新鮮な食材に出会えるのが地方の魅力です。

 

そのほか味とは離れますが、
変化に富んだテーブルであると楽しいです。

 

熱々は金属の器であることに対して
冷菜はガラスに盛り付けたり、

 

食材に合わせて陶器と磁器を使い分けたり、
汁物は口当たりの良い漆の椀であったりすると
嬉しくなります。

 

城下町などへ行くと、
何気ない店でもこのような
美しいしつらえに出会う事があります。

 

私の望む飲食店は、
そこへ入ってみようという好奇心を刺激し、
舌や香り、目や耳で、
特別な時間を過ごさせて頂けるような場所です。

雰囲気も一つのサービス

特別な空間これは飲食店に求められている一つの大きな要素でもあります。

 

例えばコーヒーなどはとても分かりやすく、自宅でも、お店でも大抵はほとんど

 

味自体は特別な水や器具、豆を使っていない限りほぼ一緒でしょう。

 

同じなのにどうしてお店のコーヒーを飲むのでしょうか。

 

 

 

応えは簡単ですようね、お店の雰囲気や空気、空間、サービス
お金を払い楽しんでいるわけです。

 

そうすると接客やお店のつくりや清掃というのはお客様にとっては
お店を選ぶ重要なポイントになるとお客様の声から感じれます。

 

今一度お店の清掃、接客、雰囲気を見直してみてはいかがでしょう。