終了時間の工夫

個人経営の居酒屋であるバイトをしていました。

 

個人経営とはいえ
最大120人収容できる店舗だったので、

 

ホール係の人数も最大8人いて、
満員になると盆と正月が来たような忙しさでした。

 

とはいえ、忙しい日もあれば
暇な日もあるわけで、
ガラガラな日にホール係が5人もいると
掃除をすることくらいしかすることがなく、

 

経営者も人が良いのか、
人数を減らしたいとは言えずにいるようでした。

 

 

そこでとあるミーティングのときに提案したのが、

 

ラストオーダー時点での客の人数で
ホール係の数を決めるというもの。

 

例えば、ラストオーダー後にお客様が10人ならば
ホール係は2人残してあとは終業する、

 

ラストオーダー時点でまだ100人お客様が
いるならば8人はそのまま残る、
というような目安を決めました。

 

 

問題は誰が残って誰が帰るかですが、

その辺りは、最近誰が残っていることが多いから、
今日は帰るとか、今月は稼ぎたいから
極力残りたいなど、ホール係同士で
その都度話し合って決めました。

 

この制度が結構上手くまわって、
暇でも忙しすぎでもないという状態を
保つことが出来ました。

 

チェーン店ではないため、
あまり細かいルールが決まっていない店では、

 

従業員同士が知恵を出し合って
ルールを創るというのも必要なのだなと実感しました。

まとめ

全てを経営陣が決めないで、
現場のスタッフの意見というのも時には必要で

 

自分で動くタイプの人が集まれば必然的に
改善、良いサイクルがまわりだします。