皿洗い 流し込み編

シンクに水は溜めないで素早く大量に皿を洗うコツ

ずばり皿洗いこそ個人の能力がわかる工程です。
それはなぜかというと皿を磨くところで
「磨く」というだけに自分磨きのする場所です。

 

 

いや・・ウソです
いやいや・・・まんざらウソでもないです。

 

皿洗いは才能や経験とあまり関係がない仕事で、
その理由の一つとしては料理、接客は個人の感性経験は影響しますが、
皿洗い単調作業で比較的誰でもできる作業で片付けに通じます。
どれだけ段取りよくできるか、そういう意味個人の能力が分かる場所です。

 

 

このサイトで提案する皿洗いを早くするコツは
ズバリつけ置きです。
しかもシンクに水を溜めたつけ置きではなく、
バッシングから帰ってきた皿を水で洗い流しながら、
またお皿を重ね、お皿の間に水を入れ流し込む方法です。

 

一見に遅くなると思われがちですが食器棚から返却され
洗浄場に置いた状態をスタートした場合。
洗い上がりの時間を比較しみても、お皿とお皿の間に
水を流し込むほうが早く洗い上がり、同時に別の作業ができてしまうのです。

 

 

皿洗い 流し込み編
その速さのイメージで表現すると100枚の皿洗うなら
シンクでつけ置きの場合40分かかるとすれば、
お皿とお皿の間に水を流し込むのは30分ぐらいで片付きます。
さらに食洗機を使うとそれがより明確に差が出ます。

 

スピード以外に理由は大きく2点あり

 

お皿に油が移らない

シンクに水をためるつけ置きの場合は、皿が全て混在する為、
油汚れがついていないお皿に油が付くので、
より油がつき汚れが落ちにくく効率よく見えるのですが、
案外他に汚れが移ります。

 

そしてシンクの中の水は、最初は透明であっても使っていくと濁りますよね、
濁れば定期的に水を変える作業が必要なので
水を入れ替えるのに作業が途中で止まり、時間もかかります。

 

その時間を考えると水流で汚れを落としながら
同じお皿の形を重ねて水を流し込むやり方は、
水が洗い落としてくれます。

 

水はかなりお皿とお皿の間に入り込むので、
しっかりつけ置きの状態になり、
しばらく15分ぐらい放置すればスポンジを通す時に
軽くこするだけで汚れが落ちます。
その15分の間に別の作業もできるという事です。
要は水自体がお皿を洗う仕事をしてくれているイメージです。

 

 

皿洗い 流し込み編

 

シンクに水を溜めない理由のもう一つは怪我のリスクをなくす為
水が汚れて中身が見えなくなると中でグラスや皿が割れたとしても分かりません。
その状態で手を入れると割れたお皿で切る確率が高くなります。

 

 

実際にお皿とお皿の間に流し込みには法則があります

バッシングしながら、同じ種類のお皿をシンクに並べ重ねる片付けながら皿洗いをしている事になり、
小皿は小皿、茶碗は茶碗、グラスはグラスとあわせこの状態は視覚的になんの皿があるか一目で分かるので

 

皿洗い 流し込み編
緊急に不足した食器をすぐ洗い取り出せるという利点があり
整理整頓思考が養われ、他の人に作業を渡しても
非常に明確なので仕事が渡しやすい。
色々な利点と奥が深く、どの飲食店にもある
仕事内容なのである意味皿洗い職人を極めることもできます。